こんにちはけんたです!@kentaLos_
大学時代は色々な経験を積むため、様々なイベントや活動に参加していました。
そんな中ECOFFの活動をホームページで見つけ興味本位で即申し込みし、宝島コースに参加してきました。
参加前はすごく不安でしたが、参加してみてとても貴重な経験を積むことが出来ましたし、大学生活のいい思い出になりました。
この記事では、

宝島のボランティアに参加したいけど旅のしおりがざっくり過ぎてイメージがわかない。

宝島での様子について詳しく知りたい。
というような方に向けて
僕が過去に参加した活動内容の流れや実態をありのままに記載したいと思います。
具体的な流れを知ることで、思っていたのとは違ったなどというようなギャップを減らせればと思います。
※僕が参加したのは2016年春なので活動のプロジェクト内容が一部変更になっている恐れがあります。ご了承ください。
ECOFF宝島ボランティアの流れ
ECOFF村おこしボランティア宝島コースの一連の流れについて
①出発前
②活動中
③帰路
の順番で話していきたいと思います。
①出発前
申し込みを済ませると、村おこしボランティアの本部から連絡が入ると思います。
事前に参加メンバーのグループLINEに招待され自己紹介をします。
どんな人と一緒になるのかドキドキです。
参加が確定したら、飛行機のチケットを先に取ってしまいましょう。
次に、ボランティアのしおりがあるので、それを見ながら必要な持ち物を確認します。
・衣類+タオル 着替えは数枚代えを用意・長靴
・動きやすいジャージ
・雨具
・軍手
長靴と動きやすいジャージは基本、活動中は毎日使用しますので必須の持ち物です。
突然の天気が急変することもあるので、雨具も必要です。
ちなみに大きい荷物はキャリーバッグでない方がいいと思います。
理由として島内はガタガタ道が多く、バッグを引いて利用できないからです。
参加者の多くは、ダッフルバッグか、バッグパックの人が多かったです。
さて、準備が整ったら出発です。
飛行機の場合、鹿児島空港を降りて市内までは高速バスで向かいます。
鹿児島中央駅、もしくは天文館で下車し、さらに鹿児島港まで歩きます。
集合時間30分前までには到着するようにしましょう。
いよいよメンバーと顔合わせです。
合流
初めは緊張するかもしれませんが、この人たちだなと荷物を見て分かるので自分から話しかけてみるといいかもしれません。
次にフェリーのチケットを購入します。
この際学生の方は学生証を持っていると割引で乗ることが出来るので、忘れずに持参しましょう。
鹿児島→宝島 片道の値段 |
大人 |
学生 |
8,170円 |
6,540円 |
移動
乗船したら15時間の船旅です。
長丁場なので、事前にコンビニで食べ物を買っておくことをおすすめします。
フェリーの中にも売店はありますが、食べ物が少ないです。
そして、もう一つ重要な持ち物は酔い止めです。(超重要)
鹿児島湾を離れたあたりから波が大きくなり、立つことも出来なくなるくらい揺れます。
そうなると高確率で船酔いしますので、酔い止めは必ず持っていくようにしましょう。
記事書きながら思い出して酔ってきそうです笑
船内はこんな感じ
雑魚寝です。(船内で自己紹介とかするんですかね)
②活動中
到着してからの流れについて記載していきます。
初日
到着すると世話人の方からオリエンテーションがあり、自己紹介をします。
初日は親睦を深めて終了です。
2日目~8日目
2日目から本格的な作業が始まります。
1日のスケジュールはというと
↓
9時~12時 AM作業
↓
12時~13時 お昼休憩
↓
13時~17時 PM作業
↓
夕飯、お風呂
のような感じになっています。
午前と午後にそれぞれ3時間~4時間作業をします。
作業によっては3時間通しでやることもありますし、3時間の間に2つ作業をすることもあります。
絶対このスケジュールと決まっている訳ではなく、天候や進捗具合によって臨機応変にスケジュールが変わってきます。
具体的な作業内容として、
作業
・島らっきょの収穫
・らっきょの葉と根のカット
・らっきょの水洗い
・バナナの苗植え
・ポスターの折り込み
・パッションフルーツのビニールハウスに藁詰め
・家畜のえさやり
観光
・鍾乳洞探検
・BBQ+キャンプファイヤー
・民謡歌手の講演
・カラオケ大会
・海遊び 3月でも海は入れます。少し寒いですが
・灯台観光
・魚釣り
等々です。
見て分かる通り、作業の半分は観光です笑
宝島春コースのメインの作業は島らっきょの収穫です。
夏のコースの人たちが植えてくれたらっきょを春のコースの人が収穫します。
らっきょ畑の敷地は広く、全部を収穫することは出来ません。
力のいる作業で、女性は少しきつく感じるかもしれません。終わった後は汗もかきますし、疲れも溜まります。
ただ、農業をすることが日頃ないため大変さを実感出来ること間違いないです。
それから、島らっきょを店頭で販売するために、水洗いをし、葉と根っこを切る作業をします。
単純作業ですが、粘り強さと根気が必要です。
もちろんずっと作業してるわけではなく、観光もします。
世話人の方の車に乗せてもらい、島を一周したりも出来ます。
宝島の海は本当にきれいです。
春でも海は入れるので、必要な人は水着を持参しましょう。
宝島で面白いのは鍾乳洞探検です。
この鍾乳洞は他の鍾乳洞と違い、補修されていないため、道という道がありません。完全に迷宮なのでメンバーと協力しながら1周してみてください。
僕たちの日程の時は、曇りや雨の日が多く晴れ間の日はめったにありませんでした。
そのため、作業も幾度と変更になり存分に出来なかったのは残念でなりません。
晴れていたら、外でキャンプファイヤーが出来たり、ボートに乗って海を走ることも出来るそうです。
宿泊所での生活
続いて活動外の時間の自由時間です。
食事は概ね自分たちで3食作ります。(参加者の中に料理が上手い人がいると大活躍です)
僕の時は、3人ずつで当番制にしながら、次の日の朝昼夜の担当をじゃんけんで決めていました。
材料は世話人の方から支給されるので、あるものでメニューを考えて作ります。
食材はたくさんあります。足りなくなれば売店でも買えますので(参加費のなかで立て替えます)
その他、家事、洗濯、掃除も自分たちで行います。
活動後の洗濯物は一度にたくさん出るので、一日2,3回は洗濯を回す必要があります。
その際洗濯ネットがあると個人で小分けできるので便利です。
お風呂ですが、宝島の場合温泉施設が1か所あり、決まった曜日は温泉で入浴出来ます。
それ以外の日は宿泊所のお風呂を交代しながら利用する形です。
上記以外の自由時間は、基本何していてもOKです。
明るければ散歩や海にも遊びに行くことが出来ます。
島には1ヵ所売店があり、売店で品物を購入することが出来ます。(閉まるのは早いので注意)
飲物やアイスなど買うことが出来ます。
また、宿泊所内には娯楽用のボードゲームやカードゲーム、ギターなどが置いてあります。
なので暇すぎてやることがないということにはなりません。
③帰路
活動が終わると最終日の朝の船で帰宅です。
船に乗り込み宝島ともお別れの時がやってきます。
そのタイミングで「蛍の光」が流れ、10日間の思い出を振り返り感極まりました。
それだけ楽しい活動が出来たのだと思います。
春のコースでは、タイミング次第で島の中学生が高校に進学するために鹿児島本島に引っ越しをします。
ドラマでも観たことあるような、船の離岸シーンが実際にありました。紙テープで岸と船内をつなぎ出発する光景は感動です。
そして、船酔いしながら鹿児島港に到着です。
フェリーの到着は時間が前後するので、1泊鹿児島本島で泊ることをおすすめします。
余談ですが、僕は指宿や長崎鼻など観光し、黒豚や鶏飯を食べて帰りました。
島とお別れした後は、一緒に参加したメンバーともお別れです。
以上が宝島コースの10日間の日程になります。
参加したメンバーとは今でも仲良く交流があり、何度か飲みに行ったりしています。
10日間は長くも短くもなく丁度いいです。
必須の持ち物
・長靴
・動きやすいジャージ
・雨具
・軍手
・学生証
・酔い止め
・現金←ATMはないので現金を持参
まとめ
活動の全体像がつかめてきたことと思います。
今回の活動で経験や仲間、あらゆる価値観を学ぶことが出来ました。
ECOFFには様々なコースがあり、それぞれの場所で固有の経験が得られると思います。
その中でこの記事をみて宝島にも興味をもって参加してくれると嬉しいです。

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